ESDの質的向上をめざす
 

ユネスコスクール支援内容

ユネスコスクール加盟申請支援

 福岡教育大学では、支援地域の学校がユネスコスクールに加盟申請する際に支援を行っています。ESDをどう展開していくか、その学校にとって、その学校の子どもにとって、最適な方向と方法を学校と一緒に考えることができればと考えています。2014年度では、福岡県北九州市の小中学校等の申請に際してお手伝いをさせていただきました。多くの学校がユネスコスクールとなり、時間と空間を越えた「生きる力」によって持続可能な開発に向けた資質や能力を子どもたちが備えることができるように、教員養成系大学としての使命を果たすとともにユネスコスクール加盟に積極的に関与していきます。
 

ESD活動紹介

(1)ユネスコスクール・ESD研修会の実施

 福岡教育大学では、ユネスコスクールに対してESDの質を向上させるために、大牟田市教育委員会と共催で「ユネスコスクール・ESD研修会in大牟田」を開催しました。
 3名の講師によるミニ・レクチャーをはじめ、分科会に分かれての事例発表等を実施したところ、全国各地からESDに関わる学校関係者や教育関係者等、約160名の参加があり、改めてESD活動の重要性を認識する場となりました。
 

(2)ESD発表会への参加

 ESDの成果は何よりも子どもの姿で評価する。この姿勢は教育現場において一貫したものといえます。実践発表会等の機会をESDの質的向上を図る絶好の機会ととらえ、このような行事に積極的に参加しています。2014年度も、「大牟田市ユネスコスクール子どもサミット」に本学教員が招かれ、児童生徒への激励とともに、教員や保護者の皆様に対してESDの意義や価値について説明しました。
 

(3)コンソーシアムへの参画

 平成26年度ユネスコ活動費補助金「グローバル人材の育成に向けたESDの推進事業」に採択された大牟田市教育委員会によるコンソーシアムに、ASPUnivNet加盟大学として参画しています。本学石丸哲史教授がコーディネータを務め、大牟田市教育委員会に対して
ESDの推進や普及に関するさまざまな活動の支援を行っています。

 

(4)世界遺産学習に貢献する教材開発

世界遺産学習の質的向上のため、海外の世界遺産学習の事例を研究し、実践支援のための教材開発をしています。
 

(5)2015年度の取組

①ESD支援チームによる申請及び加盟後の支援
 2014年度に環境教育・消費者・防災教育・国際理解教育の4分野に精通した教員によるESD支援チームを結成しました。今後、ユネスコスクール加盟をめざす学校やユネスコスクールへの支援を組織的にすすめていきます。

②教員免許更新講習の計画
 現場の先生方が免許更新講習の場でもESDに関する知識獲得や情報収集ができるように、「ESDをなぜ教えるか?、ESDで何をどう教えるのか?」というテーマで講習を計画中です。ESD支援チーム4名の担当者が講師を務めます。

③ユネスコスクール交流事業の計画
 情報交換の場を提供するため、支援地域におけるユネスコスクールの教員を対象としたESD交流会を予定しています。