全人教育の理念に基づくESDキャンパスとユネスコスクール多摩地域コンソーシアムの構築
 

ESD活動紹介&ユネスコスクール支援内容

1.ユネスコスクール(ASPnet)およびASPUnivNetへの加盟の経緯

 玉川大学教育学部は、2008年10月24日に教員養成大学としてユネスコスクール(ASPnet)に加盟しました。小原國芳の創設による全人教育の伝統を生かし、多摩市、稲城市、横浜市、川崎市、相模原市、町田市など近隣自治体の小中高校と教育委員会、さらにユネスコ・アジア文化センター(ACCU)、日本ユネスコ協会連盟、地域のNPO等と連携しながら、地域特性を活かしたESD(持続発展教育)の推進に向けたユネスコスクール多摩地域コンソーシアムの構築を進めています。また東京都、神奈川県、静岡県のユネスコスクール加盟支援とESD活動支援のため、2008年に「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク」(ASPUnivNet)に加盟し、大学間連携を進めています。ユネスコが提唱するESDおよびその後継プログラムとしてのGAP(Global Action Programme)、また「地球市民教育」や「文化の和解」などのユネスコによる教育イニシアティブをどのように学校現場の指導に具体化していくかのモデル提示を大きな課題として、ユネスコスクール支援活動を展開しています。玉川大学教育学部は、2008年10月24日に教員養成大学としてユネスコスクール(ASPnet)に加盟しました。小原國芳の創設による全人教育の伝統を生かし、多摩市、稲城市、横浜市、川崎市、相模原市、町田市など近隣自治体の小中高校と教育委員会、さらにユネスコ・アジア文化センター(ACCU)、日本ユネスコ協会連盟、地域のNPO等と連携しながら、地域特性を活かしたESD(持続発展教育)の推進に向けたユネスコスクール多摩地域コンソーシアムの構築を進めています。また東京都、神奈川県、静岡県のユネスコスクール加盟支援とESD活動支援のため、2008年に「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク」に加盟し、大学間連携を進めています。
 

2.「ユネスコスクール研修会」

 玉川大学はASPUnivNet加盟校として、2009年度より文部科学省「日本/ユネスコ パートナーシップ事業」の委託を受けています。2009年12月19日、2010年12月18日、2011年12月10日と3回にわたり、「ESD地域推進フォーラム」を玉川大学で開催し、地域連携を深めました。2013年1月19日には多摩市立多摩第一小学校を会場として「ユネスコスクール研修会in多摩」を開催しました。「2050年の大人づくり」をかかげる多摩市をはじめ近隣地域のユネスコスクール関係者が多数集い、ESDの学び合いのフォーラムを大学、自治体、学校をつなぐネットワークの中でどう構築していくかについて議論を深めました。さらに2014年11月に岡山市で開催された「ユネスコスクール世界大会」での議論を受け、2014年12月6日に「ユネスコスクール研修会:ESDと教師教育」を玉川大学で開催しました。ここでは学校の教育現場で教師がどのようにESDを受けとめていったらいいのか、教員一人ひとりの授業づくりの姿勢にESDをどう反映させていくのかという教師教育の課題に焦点化し、持続可能性を志向する授業づくりの新たな展望を学際的視点から検討しました。
 

3.ウェブサイト「ユネスコスクール多摩地域ネットワーク」の開設

   多摩地域におけるユネスコスクール間の情報交換と課題の共有を促進するため、玉川大学教育学部は、日本/ユネスコ パートナーシップ事業の一環として、ウェブサイト「ユネスコスクール多摩地域ネットワーク」(http://www.uesco-school-tama.jp)を開設しました。「ユネスコスクール研修会」をはじめとする関連イベントの紹介や、多摩地域のユネスコスクール加盟校の活動紹介がなされています。今後、本サイトに参加する自治体や学校を増やしてゆき、多摩地域におけるユネスコスクール間の情報共有と連携をいっそう進めてゆくことが期待されています。
 

4.玉川大学ユネスコクラブの活動

 大学公認の文化会である玉川大学ユネスコクラブは、「文明間の対話」の促進をめざして、アメリカのエヴァーグリーン大学との交流をはじめ、世界の青年との対話を積極的に進めています。2011年7月には日本ユネスコ協会連盟に構成団体会員として加盟し、全国のユネスコ協会の青年部とも交流を始めました。他大学のユネスコクラブとの交流も積極的に行っており、北海道教育大学ユネスコサークル、奈良教育大学ユネスコクラブ、三重大学ユネスコクラブ、広島大学ユネスコクラブ等との交流を進めています。また海外での国際協力活動の一環として、カンボジア・シェムリアップでの寺子屋(CLC)の識字教育活動への支援、BBU大学との交流、地雷撤去のボランティアなどを行っています。さらに横浜市立永田台小学校、多摩市立多摩第一小学校、多摩市立連光寺小学校など近隣のユネスコスクール加盟校と連携し、世界遺産学習に関する出前授業や国際交流プログラムでの英語指導、テレビ会議のファシリテーターなどの学校支援ボランティア活動を活発に行っています。
 2013年11月30日に、「第5回ユネスコスクール全国大会」のサイドイベントとして、玉川大学にて「ユネスコクラブ全国サミット」を開催しました。ASPUnivNet加盟大学のユネスコクラブを中心に、全国12大学のユネスコクラブおよびユネスコ協会青年部の大学生が集い、ESDのさらなる展開に向けて大学生に何ができるのかについて熱い議論を行ったイベントです。大学ユネスコクラブの全国的ネットワーク化に向けて、今後も「ユネスコスクール全国大会」との関わりの中で「ユネスコクラブ全国サミット」を定期的に開催し、ユネスコスクールの教育活動に「ユースの声」をよりよく反映させるため、大学ユネスコクラブの全国的ネットワークの構築をいっそう進めてゆくことが期待されています。